英語を習得するまで
英語が得意でもなく言語学習に不向きなタイプの私が海外に興味を持ったのは20歳の時。漠然と’オーストラリアに住んでみたい’と思った日から数年を経て、ワーキングホリデー(以下ワーホリ)という若者の特権を活かしてオーストラリアへ行きました。
ホリデーを楽しみ、旅人生活を1年間経験した後日本へ帰国。この頃の英語力は正直大したことありませんでした。一般的に想像する海外生活を経験している人は英語が話せる、という状況からは程遠かったです。そんな中日本の幼稚園へ再就職するもまた海外へ行きたいという思いを心の中に抱いていました。幼稚園では英語教室や英語レッスンもあり、少し英語ができるだけで役には立っていました。ただ、海外では通じないレベルであったことは間違いありません。そしてずっと思い描いていた海外生活をもう一度送るため、ワーホリビザの年齢制限ギリギリでニュージーランドへ旅立ちました。
ニュージーランドでは2度目のワーホリ、今回はきちんと英語を学ぼうと心に決めてTESOLと語学学校の併設された学校へ3ヶ月通学。学校内ではすべて英語を貫き、自宅も日本語はほぼ使うことのないストイックな生活のおかげで滞在半年後には、日本でも専門にしていた保育士としてアルバイト生活を始めることができました。
アルバイトの身ながらも就労ビザを視野に入れるようになり、その時に働いていた保育園の園長にはいずれはビザのサポートをしてほしいことを伝え、仕事に英語に必死な毎日を過ごしました。
その甲斐ありニュージーランド上陸1年以内にワークビザを取得し、保育士として働いて2年ほどで永住権を取得しました。
英語力が上達してから
永住権を取得した頃には英語力もかなり上達していました。私の知識は実践から吸収したものがほとんどです。机に向かって勉強することが苦手、年齢だって若くない状況でもやりたいことを実現していくことで充実させることができることを自分自身で体感しました。
’永住権取得したら現地の保育士資格を取得する’と軽い気持ちでいた私は、有言実行のために保育士としてフルタイムで働き、オンラインで勉強しながら学校のコースに参加、更に年2回教育実習に参加する生活を3年間続けました。その結果無事ニュージーランドでBachelor of Teaching in Early Childhoodを取得しました。
学位取得に向けて勉強しているときは、自由時間というものはほぼありませんでした。やはり英語は第二言語であり、英語力が上達したとはいえ教科書も、論文もすべてが英語で苦労の連続でした。最後のリサーチペーパー(卒論と同等)を仕上げる際、手も足も出ないくらい煮詰まってしまい、卒業できるのか、無事最後の論文が合格基準に達するのかもわからない状態で苦しかったことを鮮明に覚えています。海外の大学は、日本よりも入学は簡単ですが卒業は難しいです。ただ、この経験が今の私を支えています。
現在も英語を使用して仕事をしています。忘れないためにもやはりずっと英語に触れていきたいという思いは持ち続けています。
このブログでは英語に関わることを発信しています。皆様の役に立つようなブログづくりを心掛けていきたいと思っています。